こんにちわ、かなりおです。
最近は太らないようにハイボールがメインでしたが、やっぱりビールは正義!
仕事終わりの缶ビールが身に沁みます。
以前は居酒屋で飲む生ビールが好きだったので家であまり缶ビールを飲みませんでしたが、入れ方とグラスを変えるだけで家でも美味しいビールが飲めるようになったので紹介したいと思います。
ビールを飲みたくなる理由
ビールはうまいのか?と聞かれれば、
答えはYES。うまいです。
なぜうまいのか?と聞かれれば、説明は難しいですね。
ただ、ビールをうまいと一番感じる時は
- 仕事終わりで疲れている
- のどが渇いている
この条件が揃った時だと思います。
この条件下でビールが美味しく感じる理由を考えたいと思います。
ビールの主成分は麦芽とホップ。
ほとんどのビールには大麦の麦芽が使用されています。
ヒトのエネルギー源には糖質、脂質、タンパク質がありますが、麦芽は糖質です。
ホップは風味付けの香味料として使用されていて、ビールの苦味の理由ですね。
「仕事終わりで疲れている」ということは、体がエネルギーを欲している状態になります。
特に脳は「ブドウ糖」という糖質しかエネルギーとして使用できないので、疲れている時は脳が糖質を欲している状態ということになります。
ビールの主成分は麦芽(糖質)なので、仕事終わりで疲れている時にビールを飲みたくなるのは理に適っています。
炭酸ののどごし
のどが渇いている時にビールが欲しくなる理由には『炭酸によるのどごし』が挙げられます。
のどには腕や足のように大きな筋肉はなく、小さな筋肉が集合しています。
のどが渇いた状態だと、のどの粘膜が乾燥して潤滑性がなくなるので、粘膜の奥にある小さな筋肉たちもきれいに動くことができません。
炭酸は真水と比べて泡状になることで粘膜に拡がりやすく、またのどの知覚も刺激することで、真水と比べてのどの筋肉を潤滑に動かすと言われています。
これが炭酸の「のどごしがいい理由」で、のどが渇いた時にビールが飲みたくなる理由ですね。
アルコールの精神的依存性
上の2つの理由だけであれば普通の炭酸飲料水でいいんじゃない?と思われるかもしれませんが、ビールにはアルコールが入っています。
アルコールには精神的依存性がありますので、この作用も加味され、
『仕事終わりで疲れていて、のどが渇いている時にはビールが飲みたい』
というロジックが完成されるわけです。
缶ビールの入れ方
せっかく家で飲む缶ビールなので、美味しく飲みたいですね。
缶ビールの注ぎ方には沢山方法がありますが、おすすめの方法をお伝えしたいと思います。
1.ビールを注ぐ(1回目)
- 机に置いたグラスに、グラスの5㎝くらい上から勢いよくビールを注ぐ。
- グラスいっぱいになるまで入れたら、しばらく放置。
- 泡がシュワシュワ言わなくなるまで待つ。
ポイントはグラスを決して傾けないことです。
勢いよくグラスに注ぐことで、雑な炭酸を除きます。
目安はシュワシュワ言わなくなるくらいまで待つことですね。
シュワシュワが落ち着いてきたら、クリーミーな泡が出来上がります。
このクリーミーな泡ができたら、2回目の注ぎにうつります。
2.ビールを注ぐ(2回目)
2回目の注ぎは好みによります。
雑な炭酸を取り除いてマイルドに味わいたい方は、1回目と同様に勢いよく注ぎましょう。
すると1回目の注ぎでできたクリーミーな泡が上に押されて、クリーミーな泡の下にシュワシュワした若い泡ができます。
このシュワシュワした若い泡がクリーミーな泡になるまで、またしばらく待ちます。
炭酸ののどごしを強く味わいたい人は「ビールを注ぐ(2回目)」をスキップして「ビールを注ぐ(3回目)」に進んでください!
3.ビールを注ぐ(3回目)
3回目は作った泡が壊れないように、缶に残ったビールを優しく注ぎます。
これでいい感じにビールが完成!
クリーミーな泡はビールの『フタ』の役割をしてくれますので、空気に触れることで酸化し、味が落ちてしまうのを防ぎます。
また、この泡は苦味の原因となる『ホップ』がタンパク質とくっついてできています。
そのため、ビールの苦手な方はスプーンなどでこの泡を取り除くことで、苦味の少ないビールを楽しむこともできます。
「缶ビールが美味しくなる注ぎ方」を名サーバー・松尾光平が伝授!
おすすめのグラス
今回使用しているのは『RIEDEL』の「リーデル・オー」というワイングラス。
とても口当たりがよくてワイングラスですが、ビールも美味しく飲めます。
ハイボールはもちろん、普通のお茶すらも美味しく飲めるので、おすすめのグラスです。
元々は『RIEDEL』のビアグラスを使用していました。
今は割れてしまったんですが、「リーデル・オー」の使い勝手が良くて再購入していません。笑
ただ、さすがビアグラスで、ビールを飲むことだけを考えると「オー」よりも口当たり、飲み心地が良いと思います。