こんにちわ、かなりおです。
3月は仕事が忙しすぎて、もはやブログを開けることもできていませんでした…。
時間が過ぎるのは早いもので、もう3月も終わります。
新型コロナが日本で騒がれ始めた1月中旬。
その時は安倍首相の対応に国民は文句を言っていましたが、恐らく新型コロナがここまで深刻化することを予想した医療従事者は少なかったのではないでしょうか。
1月~2月中旬までの時点では
- 気温が上がって湿度が上がれば、収束するだろう
- しばらくすれば日本全体が感染して収束するだろう(症状は軽症)
のどちらかの考え方をしていた医療従事者が多かったと思いますが(もちろんパンデミックを想定していた医療従事者もいたと思います)、想像以上の感染力、重症化のため世界各国が苦戦しています。
感染拡大に伴い、日本医師会は緊急事態宣言を熱望しているようです。
現状、アメリカ、ヨーロッパに比べて感染者数、死亡者数ともに低い新型コロナですが、今後日本ではどうなっていくのでしょうか。
4月中旬から感染拡大の予感
みなさんもうすうす感じていると思いますが、現状は恐らく日本では4月中旬くらいから感染が一気に拡大しそうです。
政府の対応は批判されがちですが、安倍総理の『小中高の休校宣言』は素晴らしい対策だったと思います。
現時点で日本での感染者数、死亡者数が他国に比べて抑えられているのは『小中高の休校宣言』の効果がかなり大きかったのではないでしょうか。
- 子どもがスーパースプレッダー(感染源)にならないように
- 未知のウイルスで子どもが重症化しないように
この2点を未然に防いだ『小中高の休校宣言』はもっと評価されるべき対策だったと思います。
確かに経済が止まる、児童の健全な日常を守れるか、などの問題はありますが、その対策が遅れた他国では対策に苦慮しています。
莫大な被害を被っているスペインでは『不要不急の労働禁止』が宣言されました。
この『小中高の休校宣言』のまま春休みに突入したわけですが、今、日本全体は完全に油断しているように感じます。
特に僕の住んでいる地方では、もはや普通にショッピングセンターにでかけ、マスクもせずにゲームセンターや遊び場で沢山の子供たちが遊んでいます。
この春休みの間に、感染者の多い都心から地方に戻ってくる人も多いでしょう。
そしてショッピングセンターなどで遊んでいる子供たちに感染した場合、もはや感染拡大を止める手立てはないように思います。
小中高の休校延長の可能性
2日前に安倍首相は会見で学校再開延長の可能性を示唆しています。
反対意見も非常に多いと思います。
我が家も小学生の男子2人いますが、子供だけを自宅に残すわけにはいかないので対応にとても苦戦しています。
それでも、アメリカ、ヨーロッパの現状を見ると学校再開延長は仕方ないと感じています。
恐らく、小中高を予定通り4月から再開すると感染は拡大し、安倍政権は批判の的になるでしょう。
ただ、長期的な目でみると、日本の対応が称賛される日が来ると信じています。
医療崩壊は近い
院内感染が発生している病院、施設も出てきています。
高齢者も重症化する可能性が高いですが、大学病院やがんセンターなど、がん治療を行っている患者さんが多数入院、通院している医療施設で院内感染が起こった場合、本当の意味で医療崩壊が起きると思います。
現在、医療機関での対応は
- 面会の制限
- 不要不急の手術の延期
- 内視鏡検査など感染リスクの高い処置の中止
などが行われています。
本日、志村けんさんの訃報が報じられました。
非常に残念なニュースですが、このニュースが日本全体への警告になれば、志村けんさんも救われるのではないでしょうか。
『うつらない、うつさない』
この言葉をキーワードに新型コロナを日本全体、世界全体で乗り越えていければと思います。